カスタマーサクセスとキャリアを考える

人材業界出身の著者が、IT業界のカスタマーサクセス職に転職してからのお話

「転職しよう」活動本格開始編 退職交渉・手続き編

こんにちは、転職くんです。

最近晴れの日が続いて気持ちいいですね!

 

長い長い活動本格開始編もこれで最後です。。。ここまでの記事を全部読んでいただければ、もう転職の基本はバッチリ!ささっと転職しちゃいましょう(笑)とはいえ前回も書きましたが、出来れば変な遺恨は作らずにやめたいところ・・・退職交渉は非常に重要ですので最後にきっちり抑えときたいと思います。

 

【退職願いと退職届けの違い】

みなさん退職願いと退職届けの違いはご存知ですか?意外と知らないですよね。まあ文字の通りなんですが、退職願いは「願う」つまり意志を伝えているのに対して、退職届けは「届け」なので辞めるというお知らせをすることです。退職届けは「撤回ができない」んですね。ここ超重要。

 

なので内心◎◎が改善されるなら辞めなくてもいいかも・・・、とか打算がある人は「退職願い」、もう何がなんでも辞める!と思っている人は「退職届け」をだしましょう。

 

【退職時に交渉はしきった方がいい】

会社を辞めるという時は、必ず何かしら変えたいことがあるから辞めるはずです。そして退職の意志を告げた時、圧倒的優位に立つのは辞める側です。(辞めてもらった方がいい人材なら話は別ですが。)なので、必ず退職交渉時には自分が変えたかったことについて全部話しをしてしまいましょう。会社側の方が実はテンパっているので、この時ほど要望が通るタイミングはありません(笑)。

 

そして何よりも、辞める側も辞めなくてすみます。転職のノウハウをお伝えはしておりますが、要望が叶ったのであれば、迷わず内定を辞退すべきです(たとえ承諾後でも)。なぜなら新しい会社でも必ず何かしらの不満は出てきますし、何より新しい環境に馴染むのは非常に大変です。人間関係も実は入ってみたら良くないかもしれないし、実は昇給があまりないかもしれない、会社の業績も悪いかもしれない。中に入ってみないとわからないことばかりなんです。

 

それであればすでに何年か過ごした会社に留まった方がいい。だからこそ、もし退職を伝える際に文書も出すのであれば「退職願い」にした方がいい。最終的に本当に話し合って話し合って、お互い辞めることに納得したタイミングで初めて「退職届け」を書いてください。

 

【手続きは本当に面倒】

そして最後にお伝えしておきますと、退職する際の手続きは本当に本当に面倒です(笑)。転職活動が終わって山場超えたわー、って思っているそこのあなた。ここからが面倒具合でいうと本番です(笑)。

 

必ず転職先の福利厚生は細かく把握しておきましょうね。確定拠出年金はあるのかとか、色んな手当出るのかとかとか。総務・経理がちゃんといない会社もあるので(兼務につぐ兼務でスペシャリストがいない)、必ずしも相談できる相手がいるとは限らない精神で自分でできることは早めにやっておきましょう。転職くんも確定拠出年金がある会社から、ない会社に行った時は大変でした(笑)。とはいえこの手続きが完了すれば、もう思い残すことはありません!新生活の始まりを思う存分エンジョイしてくださいね!!!!

 

さてこれで転職活動本格開始編はおしまいです。

なんとこれまで合計25回・・・付き合ってくださったみなさま、本当に感謝です。もし細かいことでわからないことがあればお気軽にコメントやメッセージをしていただければと!

 

とはいえ実は転職くんブログはここでは終わりません(笑)。今までも良く転職者目線から書いた転職ブログはあったのですが、「じゃあ企業は何を考えて採用してるの?」というところまで切り込んだブログはなかったかと思います。そう!とういうことで、次回からは「採用しよう」編を始めます(笑)。

 

「企業側の思考回路を知りたい!」という転職活動中のあなたや、「良い人を取りたい!」という企業経営者・採用担当者の方まで楽しめる・タメになるコンテンツを発信していくの引き続き見てくださいねー!ではでは