カスタマーサクセスとキャリアを考える

人材業界出身の著者が、IT業界のカスタマーサクセス職に転職してからのお話

「転職しよう」活動本格開始編 内定獲得後の対応その2

転職くんです!!

今日は内定をもらった後の対応についての後編です。

内定をもらった後の具体的なアクションについて書いていきます。

 

 

【内定獲得後のアクション】
・労働条件の確認
・意思決定
・入社日/退職日の決定
・入社手続き
・初出勤

順番に説明していきますね。

 

 

 

 

 

【労働条件の確認】

労働条件の確認は、後々揉めないためにしっかり行って下さい。


・労働条件の確認は、必ず内定承諾の前に

労働条件の確認をせずに内定承諾する事はかなりやばいです!笑

転職活動の成功は、内定獲得ではなく、入社後の満足な仕事と活躍です。後悔しない転職を実現するために、些細な事でも疑問点は全て聞くようにしましょう。

 

 

・労働条件の確認事項一覧

必ず確認すべき項目

給与額(月給)/賞与額
時間外手当(残業)
上記以外の支給(通勤交通費や住宅手当など)
就業諸経費の有無(営業交通費や制服代などの負担があるか)
社会保険の有無
仕事内容
勤務形態
勤務時間(始業終業時間)/時間外労働の有無
休日/有給休暇
休日出勤の有無
入社日
確認しておくと良い項目

給与/賞与の支払い方法/支払い日
昇給
退職金額
研修期間(仕事内容・待遇)
配属予定部署
勤務地
休暇(夏季・年末年始)
休職に関する取り決め
転勤/異動の有無
転籍/出向の可能性
雇用形態によって確認すべき項目

(有期雇用の場合)契約期間 契約更新の有無/基準
(試用雇用の場合)試用期間
(交替制雇用の場合)交替時間

 

・意思決定

 

内定承諾、辞退に関わらず、企業への連絡は労働条件確認面談後2〜3日以内に、遅くとも1週間以内に行う事がマナーです。あまりにも企業を待たせると入社辞退とみなされてしまう場合がありますのでご注意を。

 

・他の企業選考が続いているようなら保留にする

内定が出た企業以外に選考が進んでいるような状況では、企業に「保留」をお願いしましょう。保留期間は一般的に1週間程度、長くて2週間が一般的です。

 

内定保留の理由は、「家族に相談してから」が無難で好ましいでしょう。多くの本音は「第一希望の選考がまだ」だと思いますが、ストレートに伝えてしまうと入社意欲が低いと評価されてしまいます。。。

 

・「内定承諾」した企業を「辞退」する事は可能

何らかの理由で内定承諾した企業に対して辞退する事は、入社日の前日までであれば可能です。企業によっては内定承諾書を提出させるケースもありますが、承諾書の署名と捺印には法的拘束力はありません。

転職くんも採用のコンサルをしているときに承諾から辞退された苦い思い出があります。。。

 

・入社日/退職日の決定

転職が決まればすぐに職場報告を

内定承諾し、転職がきまればすぐに職場報告しましょう。法的には「2週間前に報告すれば退職できる」というルールがありますが、残務処理や引き継ぎを考えると、1〜2ヶ月以上の猶予を持つのが一般的です。

 

・退職を引き止められた場合は

退職を職場に話した際、引き止め交渉を避けるためのポイントは、退職の切り出し方が全てです。

強い気持ちで退職意思を伝えること、個人的な転職理由を伝える等貴方の姿勢がとても重要です。ボロがあると退職出来ないケースもちらほら。。

円満退職を実現して、フレッシュな気持ちで新しい職場に臨みたいですね。

 

以上が内定獲得後の対応についてです。

もう採用活動も終盤です。もう少しだけお付き合いください!!笑

 

ではまた!