番外編【書評】悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?人事のプロによる逆説のマネジメント
おはようございます、転職くんです。連続して書評でごめんなさい笑。人事界隈で有名な曽和氏の本が出版されましたので、これはタイムリー!と思い書きたくなっちゃいました笑
悪人の作った会社はなぜ伸びるのか? 人事のプロによる逆説のマネジメント (星海社新書)
- 作者: 曽和利光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/12/23
- メディア: 新書
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そのなかでも2つほど転職くん的には上手く言語化したなーという箇所があったので紹介します。どちらも働き方についてでした。
【働きやすい環境の逆説】
風通しがよいということは本当にいいことなのか?という疑問に対し上手く答えています。
風通しがいい
→誰もが発言しやすいという罠
→経験が浅く思慮も浅いアホみたいな意見も尊重しなくてはならない
→無駄なコミュニケーションコスト
→徹底的に考え抜く風土を侵害してるかも
そう!それがいいたかった!笑
本書でもちょくちょく出てくるんですが、こういう施策って時代の波にのって、責任から逃げてるだけなんですよね。本当は機能不全を起こしてるのに「トレンド抑えてるよ?」って顔してくる無能な経営者・人事が多いこと。。。
あと一つ苦言を呈したいのは「情報の透明化」ね。あれもいくら頑張って透明化しても、思慮の足りない・頭の弱い人達がヤイヤイかならず言ってきますから。あんなもん「情報なんて透明化できないから。察しろ!」でいいと思ってます。本気で。
次は習うより盗め、について。ここではリモートワークのデメリットについて今までにない視点ももらいました。
リモートワークの功罪
→直接会えないからテキストベース(メールとかチャットとか)で仕事教わる
→スキルをもつプロほど、自分の行動が無意識化・自動化しておら、言語化できない
→テキストベースだと他の人に良い仕事を上手く横展開できない
→だから習うより盗め、となる
そう!これも!!笑 よい仕事を言語化しようとしても、本人が本当は一番秘伝のタレになるとこを理解できてなかったりするんですよね。言語化できる人はすぐ役職ついちゃうんで、なんであの人は「名プレーヤー」のままなの?ってことはそういうことです、察してください笑
言語化がうまいかたですね!非常にスッキリ満足でした。
ではでは