カスタマーサクセスとキャリアを考える

人材業界出身の著者が、IT業界のカスタマーサクセス職に転職してからのお話

「転職しよう」まずやること編 履歴書作成その3

こんにちは。転職くんです。
今日は履歴書作成最終章です!とっても大事な志望動機の記入かありますのでさくっと学んで履歴書を仕上げましょう!

 

 

【志望動機の書き方】
まず、なぜ志望動機が大事かを記載していきますね。
企業の採用担当者は「なぜ他社ではなく自社なのか」「自社について理解をしたうえで応募していきているか」といった観点を通じ、あなたを見極めようとします。
最終的には「自社で活躍できるか」という判断軸で見極めますので、自社である理由、つまり経験や意欲が自社の募集条件とフィットしているかどうかが重要です。

自己PRしながら応募企業で貢献できることを具体的に記入しましょう。

 

以下の点を意識して記入してみると良いですよ!

・応募企業が求めている人材を理解して記入しているか
・過去の職務経歴を応募企業の職務で生かせることが伝わる内容になっているか
・競合他社ではなく応募企業だからこそ入社したい意欲が感じられる内容になっているか
・将来のキャリアビジョンが明確になっているか

 

 

・良い志望動機の例
「私は、与えられた仕事をただこなすだけではなく、何か問題がないかひとつひとつの作業を意識することで、業務をより良い方向に改善していくことを得意とします。現職では、経費削減の一環で部署内の人員が減少したことに対応するため、無駄のない効率的な業務体制の構築に取り組みました。そして、業務フローを見直して、さらにマニュアル化を行った結果、社員7人体制で行っていた業務を派遣社員を含めた4人で行えるように改善しました。御社の新規事業の立ち上げにあたり、社内の仕組み作りから参加して今までの経験を生かして活躍したいと思い応募いたします。」

どこが良いかと言うと志望動機を通じ、会社に愛着や理解があることを伝え、自分が会社にとって役に立つ人材であることをアピール出来ている点です。

こういう志望動機を書いていただけると人材紹介の営業としては推薦したくなっちゃいます(笑)
応募企業と自身の経験、双方の視点があることが大事です!

 

逆にこれはちょっと。。となってしまうNG例は以下の通りです。


・NG例
「御社の○○○という理念に共感しました」
実際、共感すること自体がNGというわけではありません。「どこに共感したのか」という質問に対して面接で具体的に答えられなかったりすると、企業からのマイナス評価につながります。。割とよくある志望動機なのでお気を付けください。

 

「御社のサービスは使い勝手が良く…」
これも、よくある志望動機です。応募先の商品やサービスを、実際に自分で使ってみることはNGではなく、むしろそういった商品を扱っている企業に応募する場合はできるだけすべきことです。ただ、「使い勝手が良い」「便利だと感じた」というだけなら、それはあくまで感想にすぎず、それがそのまま志望動機とはなりません。

 

「学ばせてください」というスタンス
「学ばせていただく」という姿勢を伝えることが、謙虚さ・真摯さのアピールになると考える人も多いのですが、ただ「成長させてくれるから御社を志望します」というような、企業頼みに聞こえる伝え方にならないようにしましょう。


長くなってしまいましたが、いかがでしょうか。良い履歴書を作成する参考になれば、転職くん嬉しいです!笑

 

 

最近は転職活動を始めていなくても、常に自身のキャリアを棚卸し履歴書を準備しておくことで急なチャンスを逃さないようにする方も多くなっています。
年に一回は履歴書のアップデートをしてキャリアの選択肢を広げておくことも大事ですね!

 


だいぶ固くなってしまいましたが(笑)今日はここまで。次回は転職手法の選択についてです!では!