カスタマーサクセスとキャリアを考える

人材業界出身の著者が、IT業界のカスタマーサクセス職に転職してからのお話

「採用しよう」計画編その2~要件定義~

おはようございます、転職くんです。

今日は要件定義編です!

 

【要件定義とは】

簡単にいうと「どんな人が欲しいんですか?」ということです。採用計画が決まったら、ここを落としこまないと、募集を開始できません。

 

大まかにいうと

・お任せしたい仕事内容

・必要スキル

・人物像

・雇用条件

を決めれば、要件定義はバッチリです。

 

ただし、ここが曖昧な企業さんが非常に多い。。。前回とつながるところがあるのですが、中途採用は事業計画とリンクしています。なのでお任せしたい仕事内容は、つまりそのときに企業がビジネスを伸ばすために必要なドライバーとなるべきです。

 

なのに「なんとなく会社規模を大きくしたい」「現場から必要といわれた」「とにかく人が足りないからあれもこれも任せたい」など、そんな理由で仕事内容書くから魅力的に見えないんです笑

 

よくあるのが

・何を任せたいかあいまい

もしくは

・任せる仕事多すぎ

ってやつ。こんなん誰も応募しません笑

仕事内容が決まると必要スキルも決まるので、やっぱり最初がすごく肝心なんです。

 

そしてそして、面談面接が進んできたときに更に大事になるのが「人物像」。御社の面接官の目線はバラバラになってませんか?新規事業を任せたい人材を募集し、人物像は「事業を推進する胆力を持っている方」としましょう。同じ候補者に対し、Aさんは「パワフルな性格が○」にして合格にしたのに、B さんは「謙虚さが足りなかった」と言って不合格にしちゃったり笑

 

要はその募集枠の人材に求める基準の理解が浸透してないケースですね。そもそも事業推進する胆力って何?ってのもある笑

 

もちろん最低限各々が考える幅を提供しながらも、面接官同士がイメージを共有できるレベルの言語化は必要ですねー!

 

企業の採用コンサルをしていて、ここの要件定義が甘い担当が多くて多くて。。。求職者のみなさん、これができてる担当がいる企業に勤めましょうね笑

 

ではでは